鹿屋体育大学助教授の児玉光雄先生のお書きになった「ここ一番!の集中力を高める法」によれば、そもそも集中力というものは長い時間続かないものだということを認識し休養をとることが大切だと言っている。また、直感力を高めることで集中力が高められるということがいえるらしい。直感力を高める方法として「新聞の写真だけを見てその見出しや記事の内容を予測する」「電話が鳴ったら誰か当てる」といったおもしろい方法を紹介している。集中力を高める2つの原則は「緊迫感」「興味」だそうである。緊迫感とは期限が差し迫っていたり余裕がないような状況、興味とはそもそもその仕事やスポーツが好きかどうかである。有名スポーツ選手も読んだというこの本は非常におもしろい。書店で私はこの本がスポーツ心理学のコーナーにあるのかと思ったが、以外にもビジネス書にあったのだ。ビジネスマンも大変である。