Fedora 11で作る
最強の自宅サーバー 補足情報

●スパムとウイルスの除去

283ページの手順9の設定では、正確に設定内容を入力する必要があります。しかし、文字数が多く入力ミスを起こしやすい設定行程でもあります。そこで、手順9の設定内容のテキストをダウンロードできるようにしました。以下のファイルをダウンロードして、設定ファイルへコピーするなどご活用いただければ幸いです。

283ページ・手順9の設定内容

また、以下のように実行することで、設定ファイルに追記することができます。

$ su [Enter]
# cp /etc/postfix/master.cf /etc/posftix/master.cf.bak [Enter]
# cat add_mastercf.txt >> /etc/postfix/master.cf [Enter]

ただし、上記したコマンドを実行する場合はいくつか注意が必要です。まず「>>」を「>」と打ち間違えないようにします。もし、打ち間違えるとmaster.cfファイルの内容が上書きされ、既存の設定内容が削除されてしまいます。もし誤ってしまった場合は、2行目でコピーしておいたファイルを利用します。設定ファイルを以前の状態に戻すには、以下のように実行します。

# mv /etc/posftix/master.cf.bak /etc/postfix/master.cf [Enter]

なお、既に283ページの設定を行っている場合は、上記コマンドを実行すると設定内容が重複してしまいます。テキスト・エディタを用いてmaster.cfファイルを開き、設定部分を上書きするようにしてください。

この設定ファイルは、「Fedora 11で作る最強の自宅サーバー」を用いる場合のみにご活用ください。その他の書籍やWebページを参照して設定している場合、この設定内容を利用したとしても、正常に動作する保証はしかねます。ご了承下さい。

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