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プルゼニュの醸造所と博物館


ビール醸造博物館プルゼニュのビアホール

プルゼンスキー・プラズドロイ(ピルスナー・ウルケル)醸造所
Pivovar Plzensky Prazdroj

1842年に初めてピルスナー・ビールを作った醸造所。ここで醸造されるプルゼンスキー・プラズドロイ(ピルスナー・ウルケル)は、世界的でも指折りの有名銘柄。
醸造所は、駅から歩いて5,6分という至近距離。毎日午後0:30から有料の見学ツアーを行っており、見学したい人は、その時間に正門のところへ行けばいい。私はこの情報を、ある英語のガイドブックで仕入れたのだが、「要確認」ということだったので、日本でチェコ専門の代理店に訊いてみたが、らちがあかない。何週間も待たされたあげく「わからない」という返事。未確認のまま来てみたが、なんのことはない、ちゃんとやっていた。
時間が近くなると、門のあたりに人が集まってくる。平日だが、その数2,30人。アメリカ人とドイツ人のグループが多いようだ。この立派な門は、創業50年を記念して1892年に作られたもの。ここから醸造所内の給水塔がよく見える。
背が高くやせた年配の男性が案内役。同じことを英語とドイツ語で二回ずつ説明してくれる。
醸造所の歴史などを紹介したビデオを見てから、醸造所内に入り、まず煮沸釜等を見た後、木の大樽が並ぶ地下貯蔵庫に入る。総延長が9kmもあるという貯蔵庫は、夏でもひんやりとしている。
最後はビールの試飲(ただし有料)。さすがに泡は見事で、しっかりしていて、うまい。ガイドの人も飲んでいる。「どこから来た?」と訊いてきたので、日本からだと答えると、このガイドは「キリンとは友達で、日本からも人が来る」と言っていた。
共産主義体制の崩壊と資本主義経済への転換に伴い、今ではもう、あの有名な古い木製の発酵槽を使った伝統的な醸造は行われていないらしく、これを見ることができないのは残念だが、ビールづくりの伝統の一端にはふれることができるツアーだ。


ビール醸造博物館
Pivovarske muzeum v Plzni

チェコで唯一の、そして世界でも有数のビール博物館。
15世紀までは麦芽をつくる製麦所で、19世紀にはビアハウスだったという由緒ある建物に、ビール醸造の設備や道具から、ジョッキやビールの広告、看板まで、チェコのビールに関する、さまざまな種類の品々が収められている。
売店では、プラズドロイガンブリヌスのロゴの入ったジョッキや栓抜きなどの土産物も売っている。


プラズドロイ醸造所プルゼニュのビアホール
プラハIブジェヨヴィツェ][ビール銘柄I豆知識
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