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テイスティング・ルーム


[1. スタウト・ポーター編]

日本で買った世界各国のビールを、ビア・スタイル別にテイスティングしていきます。第一回は、スタウトとポーターです。

今回テイスティングしたビールスタウトとポーター
[ポーターIドライスタウトIオートミールスタウトIインペリアルスタウト]

【今回テイスティングしたビール】


スタウトとポーター

スタウトとポーターはともに、ほとんど黒に近い色をしたビールである。しかし、日本で言う(例えばアサヒやサッポロ、キリンの)「黒ビール」が、ミュンヘン・タイプに代表される、ドイツ風の下面発酵のいわゆるダーク・ラガー(ドゥンケル,シュバルツ)を指すことが多いのに対し、スタウトやポーターは上面発酵で、ブリテン諸島(イギリスやアイルランド)を発祥の地としている。
こげ茶色になるまで乾燥あるいは焙煎された濃色の麦芽や大麦を使用しているため、色が黒いだけでなく、ローストしたような香ばしいフレーヴァーがするのが特徴。ボディは、一般的にはミディアムからフル。
ギネス・スタウトを例外として一時は廃れていた、このビア・スタイルだが、近年、そのコクのある味わいが再評価され、イギリスやアメリカで新しいポーターやスタウトが続々誕生している。日本の地ビールの中では、エチゴビールがスタウトを醸造している。
スタウトは、アイリッシュ・タイプのドライ・スタウト、イングランド・タイプのスウィート・スタウト(オートミール・スタウトを含む)、かつて帝政ロシア向けに輸出されていたインペリアル・スタウトなどに分類される。

スタウトとポーターの歴史


<テイスティングについて>

96年1月に、4人でテイスティングを行いました。コメントは、4人の意見をまとめたものです。ただし、まだ初心者なので、不正確な部分があるかもしれません。とくに、今回のコメントは、そのビールがスタイルに忠実かどうかという点よりも、どんなアロマ、フレーバーを感じたかという点に焦点を合わせました。試飲したビールは、一般の販売店等で購入しました。保存状態などで、味の変化があるかもしれません。アルコール分については、容量または重量によるのかがはっきりしないので、ラベル表示の通りです。

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