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書籍の紹介 - データベース・SQL

FileMaker 2023 スーパーリファレンス Windows & macOS & iOS対応

著者:野沢直樹、胡正則

定価
3,080円(本体:2,800円+税10%)
発売日
2023/7/19
ISBN
978-4-8007-1322-3
仕様
B5変形・400ページ・オールカラー

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FileMaker 2023 スーパーリファレンス  Windows & macOS & iOS対応
はじめての方から企業での開発をめざすユーザーまで
FileMaker Pro 2023のわかりやすく詳しい解説書です。

本書は、FileMaker 2023(Ver.20.1)プラットフォーム(FileMaker Pro 2023、FileMaker Server 2023、FileMaker Cloud、FileMaker Go)の入門者から中級ユーザーを主な対象にしています。図版を多用し、何をどのように行えば、どのような結果が出るのかということを、読者が直観的につかめるよう解説し、しくみ、機能、操作をわかりやすく、幅広く紹介しています。

 企業内で自前でデータベースの開発を考えFileMaker環境を検討しているユーザーが、どのような機能を使うと目的とするデータ処理が可能になるかについてもわかる内容となっています。

 FileMaker Pro 2023では、GetLiveText関数、GetBaseTableName関数、 Get (キャッシュファイルパス) 関数、Get (キャッシュファイル名) 関数、BaseTableNames 関数、 BaseTableIDs 関数、ReadQRCode 関数(Windowsのみ)、Get (変更されたフィールド) 関数、 コールバックを使用してサーバー上のスクリプト実行スクリプトステップ、 Claris Connect フローをトリガスクリプトステップが追加されています。
 セキュリティ面では、Open SSL 3.0への対応、OAuth2.0経由でのGoogle Workspace、Microsoft 365への対応、作成/変更/削除のログを作成するOnWindowTransactionスクリプトトリガが追加されています。

FileMaker Server 2023では、WebDirectの1000クライアントサポート、Ubuntu 22 LTSサポート、ログの追加、強制がベージコレクション、ホストできるファイル数の上限変更などの機能追加がなされています。

大規模データベースの構築にも堪えるFileMakerですが、その肝はリレーションシップの使い方にあります。本書では、よりシンプルな具体例でリレーションの組み方、ポータル操作をやさしく解説し、企業での開発の第一歩として役立てるはずです。
 また、PCやモバイル端末のWebブラウザからFileMaker Proファイルを共有してデータ処理の行えるFileMaker WebDirectによるデータベース公開や、iPhone、iPadで無償で使えるFileMaker Goについてもセッティングから運用までを詳細に解説しました。
 FileMakerプラットフォームと平行してリリースされたClarisプラットフォーム(Claris Pro、Claris Studio、Claris Connectなど)についてはChapter1で簡単に概要を解説しています。

 ここでFileMaker Proの特長や利点をあげておきましょう。
 FileMaker Proでは、ユーザー自身によるデータベースの作成・改良、レイアウト変更、データのブラウズなどが自由自在に行なえます。検索、ソートなども簡単に行うことができ、求めているデータを素早く探し出したり並べ替えて表示することができます。さらにリレーション、スクリプト、関数を使いこなすと、より高度なデータベースの構築も行なうことができます。

 FileMaker 2023プラットフォームを覚えたい方に自信をもっておすすめできる一冊です!
 本書が読者の皆様のスキルの向上に役立つことができれば幸いです。  

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